一年の汚れを落として新年を迎える準備をする、大掃除。
部屋だけでなく、今年はねぎらいの気持ちを込めて、大切なアイテムもお手入れしてみましょう。
◆よく使ったメイク道具をピカピカに
毎日使っているのにあまり手入れできていないものといえば、メイク道具。肌に直接触れるものだからこそ、清潔さを保ちたいですよね。
たとえばファンデーションスポンジ。表面が光ってファンデーションがムラにつくようになったら、しっかりと洗いましょう。中性洗剤をそのままつけてもみ洗いして、流水ですすぎます。タオルで水分を取ってからよく乾かせば、キレイによみがえります。
メイクブラシは、思い入れのあるブランド品を使っている人も少なくないはず。長く良い状態を保つには、お手入れが必須です。粉をよく落とし、コームでとかしましょう。洗う時には、ぬるま湯で薄めた中性洗剤の中で払うようにすれば、毛の奥にあった粉も落としきれます。
化粧鏡や手鏡は汚れの種類によって、磨き方を変えてみましょう。ホコリが目立つ場合には専用のクロスや使い古したストッキングで、指紋や皮脂が気になる時は新聞紙で。水アカならみかんの皮やクエン酸でやさしく拭きます。
◆きれいな財布で新年を迎えよう
毎日持ち歩いて使う頻度が高いからこそ、中身がそのままになってしまう、財布やポーチ。新年を迎える前にすっきり綺麗にしたいですね。
まずは中身をすべて出すことから。布製のポーチなら洗濯し、革の財布は柔らかい布で拭います。
ずっと使っていないものがあれば処分し、財布の中のカード類は不要なものを選り分けます。すべてを捨てるのは心理的なハードルも高いので、まずは必ず使う1軍と、使用頻度が低い2軍に分けてみましょう。2軍は別のポーチやカードケースに移したり、部屋に収納場所を作ったりすると、財布やポーチがすっきりとします。
◆カトラリーやグラスも美しく
毎日使うカトラリーもいつもより少し手を入れれば、輝きがよみがえります。重曹と水を混ぜてペースト状にし、布につけてカトラリーを磨きましょう。表面を傷つけないように、あくまでもそっと。歯磨き粉やクエン酸でも、くすみを落とすことができます。
ワイングラスは、透明感が気になります。水垢が気になるときにはクエン酸、くもりを取り除きたいなら重曹を使って、拭き取りましょう。
◆デジタルデータも 1 年分を整理
モノだけでなく、大切な思い出やデジタルデータも整理しておきましょう。ついつい撮りっぱなしにしてしまう写真や、溜まったWebサイトのブックマーク。データを消耗するのでその年のうちに整頓したいですね。
写真はまずは仕分けから。きちんと目を通すと、意外とブレた写真や、同じカットの写真が見つかるものです。必要な写真データは、バックアップ。外付けのハードディスクやmicroSDカードなどの記録媒体、クラウドサービスに預けるのもいいかもしれません。万が一を考え、2カ所のバックアップを取ることをおすすめします。
特に気に入った写真やテーマがあれば、アルバムや写真パネルを作るのも素敵。楽しい思い出をいつでも振り返ることができます。
今年は大掃除にプラスして身の回りの細かいところもていねいにお手入れを。すっきりして美しくなった家で新しい年を気持ちよく迎えましょう。